千風になっては英語が訳された歌

千の風になってが多くの世代に支持されています。現代の人間が忘れかけている心を唄ってくれています。愛する人が亡くなっても、お墓にいるのではなくて、秋も冬も朝も夜も、いつでもそばで我々を見守ってくれているのだという歌詞です。アメリカ発祥と言われる詩の『Do not stand at my grave and weep』(私のお墓に立ち尽くして泣かないで下さい)を、小説家の新井満さんが日本語に訳し、作曲をして生まれた楽曲です。原曲の作詞者は不明で、様々な説がありますが、大事な人を亡くした人のために送ったというような説が、多々流れていますし、死を避けることのできない人間にとって共感を多く得た形になっています。

千の風になってを試聴・視聴する

千の風になってが世間に広く知られたきっかけとなったのは、2006年末のNHK紅白歌合戦でしょうね。実は、テノール歌手の秋川雅史さんがCDシングルとして発表したのは、2006年5月24日のこと。そして、2007年8月20日に、クラシック歌手が歌う曲としては史上初の100万枚を突破しました。また、秋川雅史さん以外の歌手の方々も、千の風になってを発表しています。

インターネット上では、YouTubeをはじめとする投稿型無料動画閲覧サイトがたくさんあります。それらのサイトで「千の風になって」と検索すると、必ず一つはあるはずです。私は、CDシングルを購入し、この世にもういない自分の大切な人たちを思い浮かべ、勇気を毎日もらっています。

YouTubeでの秋川雅史さんの「千の風になって」は、何度、視聴しても圧倒されます。一度も視聴したことがない、YouTubeを知らないという方々は、ぜひぜひ、YouTubeで千の風になってをご覧下さい。

千の風になってを語る

千の風になってを、私は毎日の生活のBGMとして聞いています。千の風になってのように、全ての世代で受け入れられる曲は久しぶりですよね。歌詞の内容が、生きとし生けるものが決して避けることができない「死」がテーマになっています。死者が残された者達に、いつでもそばにいるということを伝える歌詞です。深すぎです。

「千の風になって」のような歌詞を重視している歌がヒットすることは、久しぶりのような気がします。90年代に訪れた小室サウンドの大ヒットで、詞よりもテンポが重視されているような気がしてなりません。昭和の歌謡曲は、その曲を聴けばその時代を思い出します。そして、その曲が好きな理由は「歌詞」なんです。

千の風になってを聴けば、これからも、2006年の紅白歌合戦を思い出すでしょう。そして、その時代を思い出すでしょう。そして、亡くした大切な人たちを、歌詞をなぞらえながら思い出すでしょう。久々に、いい歌と出会えた気がします。